避妊薬・ピルの一相性タイプと三相性タイプについて紹介します。

どんな違いがあるのか、メリット・デメリットなど、特徴を把握してお薬選びにお役立てください。

一相性タイプのピルとは

一相性タイプのピルとは、1シートのなかにあるそれぞれの錠剤に配合されているホルモン成分が一定となっている低用量ピルのことを指します。

そのため例え1シートのサイクル中に、飲む順番を誤ってしまった場合でも、問題なく薬の効果を発揮することができるのです。

これによって本来の避妊効果以外にも、生理日を自分で調整することができるなどのメリットが存在します。

ただし注意する点としては、1シートのなかにあるプラセボ錠だけは偽薬であるために、順番を誤って飲んでしまうと不正出血などの症状が現れてしまうことがあります。

しかしそれ以外では、用法用量などの使用方法が非常に分かりやすいなどということから、多くの女性に重宝されています。

三相性タイプのピルとは

三相性のピルとは、黄体ホルモンの配合量が三段階に分かれているピルのことです。

代表的な製品としてはトリキュラーがあります。

トリキュラー系とよばれる製品が他にもいくつかあり、製品ごとにホルモンの配合量の変化のさせ方が違います。

ホルモンの配合量が摂取の後半になるに従って増えていくようにできているので、人体の自然なホルモン分泌に近く、不正出血などの副作用が出にくいことが製品の特長といえます。

摂取上の注意事項は、ホルモンの配合量が錠剤ごとに違うので、決められた順番通りに正確に摂取しないと確実な避妊効果が得られなくなってしまう点です。

飲み忘れたときの対処も複雑なので、初めから飲み忘れや飲み間違いがないよう十分気を付けることが大切です。

それぞれのメリット・デメリット

ピルには一相性の製品と三相性の製品があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

一相性のピルの一相とは黄体ホルモンの配合量が同じということを意味しており、1周期分の21錠が同量、同成分です。

そのため、1日ぐらいなら飲み忘れてもすぐ飲めばリカバリー出来るのがメリットです。

デメリットとしては、三相性の製品に比べると不正出血や体重増加が起こりやすい点です。

三相性のピルの三相とは、黄体ホルモンの配合量が三段階に分かれているということを意味しています。

錠剤ごとに黄体ホルモンの配合量が異なるため、飲み忘れたときの対応が複雑なのがデメリットですが、副作用を起こしにくく不正出血が起こりにくいのがメリットです。